人材育成と企業の関係

社内ベンチャーと人材育成

社内ベンチャー、企業内ベンチャーが企業の人材育成にどのように影響するのか考えてみましょう。

[社内ベンチャー]
企業内において、まるで独立企業のように新規事業を実施する部門やプロジェクトチームを作り、その自主的な新事業創造の活動を、本社が全面的にバックアップしていく組織のことを指します。

企業組織が硬直化、官僚化すると、環境変化や技術革新(イノベーション)に素早く対応できなくなり、未経験の新分野への進出や新技術の製品化が実行されにくくなる傾向があります。加えて、それに不満を持つ優秀な人材の流出につながるリスクも増大します。

そこで『企業内ベンチャー』制度の導入が試みられることがあります。
理由は、(1.)新規事業への進出、(2.)チャレンジ精神を持つ人材の育成、(3.)社内の既存資産の有効活用などです。(1.)はイノベーション、(2.)と(3.)は企業内リソースの有効活用という意味があります。人材育成だけを考えれば、スキルアップを目的としたセミナーや研修(フォトリーディングビジネス心理学など)を受けさせるという方法も有効ですが、人材活用という意味も企業内ベンチャーにはあると考えられます。

[問題点]
一般的なベンチャー企業の場合、小さな組織であるため柔軟で意思疎通もよく、過去のしがらみにとらわれずに事業を展開することができますが、企業内ベンチャーの場合、事業を開始するためには取締役などの承認を必要とすることが多く、フットワークが鈍い傾向が見られます。