人材育成と企業の関係

企業の人材育成-能力開発

成果主義の要素を盛り込んだ長期的な人材育成・マネジメントが企業に求められています。こうした背景の下、企業の能力開発に対する基本姿勢が変化してきているようです。

これまでは、人材育成の基本的な方針として「OJT」が重視される傾向にありましたが、徐々に「Off-JT」についても重視していくと回答している企業が増えてきています。

こうした企業の考え方の変化の裏には、能力開発や人材育成に何らかの問題があると考える企業が多いことが原因としてあるようです。その問題点の内訳は、「指導する人材が不足している」、「人材育成を行う時間がない」といったことを問題視している企業の割合が高くなっています。

このことは、個人主体の能力開発や自己啓発のみでは企業が求める人材を効率的に育成できないこと、そして、一部の選抜された人材のみを育成しても、企業全体の競争力が高まらないと企業が考えていることの表れだと思います。

つまり企業が問題だと感じているのは、企業がOJTを中心とした人材育成に十分に力を割けず、現場主体でのOJTが多忙さや人員の減少によりうまく回らなくなっていること。それ故、Off-JTを効果的に活用したいという意識が企業幹部に働いているのではないかと思われます。

多忙な現場主導に頼らざる負えないOJT(オー・ジェイ・ティー)を効果的に補完するOff-JT(オフ・ジェイ・ティー)を今後強化していきたいという企業の人材育成に対する基本姿勢が見て取れます。